経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き企業収益や雇用情勢の改善などにより緩やかな
回復基調で推移しました。個人消費につきましても、海外経済や金融資本市場の先行きが不透明な中、緩やか
な持ち直しの動きが見られました。
世界経済(連結対象期間1-9月)につきましては、米国では雇用・所得環境の底堅さにより個人消費が着
実に回復するなど、景気に力強さが見られました。欧州では個人消費が引き続き堅調に推移し、緩やかな景気
の回復が持続しました。アジアでは中国において、政府の政策効果により景気は下支えされました。
当社および当社グループにおきましては、水産事業では、南米の鮭鱒養殖事業が好調に推移しました。一方、
ファイン事業では、先行投資による費用が増加しました。
このような状況下で当第3四半期連結累計期間の営業成績は、売上高は 5,163 億 21 百万円(前年同期比 475
億円増)、営業利益は 205 億 91 百万円(前年同期比 18 億 76 百万円増)、経常利益は 213 億 36 百万円(前年同
期比6億 16 百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 164 億 27 百万円(前年同期比 40 億 50 百万円増)
となりました。