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淀川製鋼所 平成30年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

【経営成績に関する説明】

当第3四半期連結累計期間における日本経済は、企業収益の改善や、雇用所得環境の改善が続くなか個人消費も底 堅く推移しており緩やかな回復基調が継続しました。

世界経済は、米国では堅調な個人消費や設備投資も緩やかな回復傾向にあるなか、2017年12月のFOMCで政策金 利の再引き上げが行われました。欧州でも総じて景気は底堅く推移しており、中国では政府の不動産投機抑制策や金 融規制強化などを背景に景気減速が懸念されましたが、好調な輸出と堅調な個人消費に支えられ小幅な減速に留まり ました。

鉄鋼業においては、日本国内市場では、自動車・産業機械などの需要産業で増産基調が継続し、普通鋼鋼材国内出 荷量は概ね好調に推移しました。

海外鉄鋼市場は、中国を起点に春先に一旦軟調に転じましたが、中国政府主導による地条鋼の排除や旺盛な中国国 内需要に支えられ国際市況は反転、その後上昇基調が続いております。

このような環境のなか、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,296億90百万円(前年同期比 178億50百万円増)、営業利益87億95百万円(同9億9百万円減)、経常利益100億57百万円(同51百万円減)、親会 社株主に帰属する四半期純利益60億52百万円(同12億60百万円増)となりました。

鋼板商品の価格是正に取り組んだことや、中国の子会社である淀川盛餘(合肥)高科技鋼板有限公司(以下、YS S社という。)の販売にも一定の進捗があり、増収となりました。損益面では、台湾の子会社である盛餘股份有限公 司(以下、SYSCO社という。)の利益減およびタイの子会社であるPCM PROCESSING (THAILAND) LTD.(以下、P PT社という。)の悪化により減益となりました。

最終更新:2018年2月2日(金)
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