会社発表
株式取得の理由
当社は、途上国の発展に貢献しつつ、企業の発展も資する持続的なビジネス、いわゆる
BOP(Base Of the Economic Pyramid)事業をカンボジアにて、約5年に渡り、独立行政昆法
人旆国際協力機構(JICA)や経済産業省等の受託事業を通じて展開して参りました。
こうした知見を通じ、ビジネスとしては、カンボジア経済の発展に比例し、⼤きく成昅⻑する分野である「自動車関連領域」と「金融関連領域」に戦晆略的に取り組晽んでいます。金
融事業第1弾として、昨年発表し、現在、準備中であるSBIホールディングス株式会社との中古自動車などのリース会社設昶立に続き、今般、金融事業第2弾として、ソーシャル・
マイクロファイナンス機関である「Chamroeun Microfinance Plc.」の主要株主から株式を
取得し、同社を子会社化するための株式譲渡契約を締結いたしました。
カンボジアは20年以上にわたり高い経済成昅⻑を続けており、近年、国内総暢⽣昏産(GDP)成昅⻑率が7%台で推旝移しています。この経済成昅⻑に合わせ、
マイクロファイナンスをはじめとする同国の金融セクターは今後⼤きく成昅⻑することが期待されています。
本買収により、チャムロン社が有するカンボジア全晩土に展開する21の支店、職員数約200名、顧客口座約24,000のネットワークを活用し、
設立準備中のリース会社と密接昳に連携させることで、金融事業を加速・拡⼤することができると判断いたしました。また、チャムロン社においても、
当社の傘下に入り資金調達コストを低減させることで収益力をより一層暍高めていく計画です。
また、マイクロファイナンスの運営ノウハウの取得及び今後のカンボジア以外のASEAN諸国への展開を視野に、
チャムロン社の既存株主でありマイクロファイナンスとして世旻界的に評価が高く、ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏が
創設したバングラデシュのグラミン銀行系のグラミン・クレディアグリコル社とアドバイザリー契約を締結しました。