経営成績に関する説明
当四半期累計期間(2017年4月から2017年12月までの9ヵ月)の国内外の景気は、中国は
横ばい、米国では堅調な拡大、日本や欧州では緩やかな回復基調で推移しました。また、
為替については、前年同期と比べると、5月以降は対米ドル、対ユーロともに円安で推移し
ましたが、11月後半から対米ドルは円高となりました。
かかる中、当四半期累計期間の連結売上高は、重電システム部門、産業メカトロニクス
部門、電子デバイス部門及び家庭電器部門の増収などにより、全体では前年同期比106%の
3兆1,150億円となりました。
連結営業利益は、重電システム部門、産業メカトロニクス部門、情報通信システム部門
及び電子デバイス部門の増益により、全体では前年同期比132%の2,324億円となりました。
税引前四半期純利益は、営業利益の増加に加え、ルネサス エレクトロニクス株式売却益
の計上や為替差損益の改善などにより、前年同期比141%の2,772億円となりました。
当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比143%の1,931億円となりました。